1965年4月生まれ、愛知県出身。
大学を卒業後、東京の【つきぢ田村】で6年間修業。
その後、実家である【小伴天】に入社。
2015年【小伴天はなれ 日本料理一灯】を開店

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MIKAWA

私は、東京の【つきぢ田村】で6年間修行していました。
東京には、築地という日本を代表する市場があり、有名店や敏腕の料理人がたくさんいます。
また舌の肥えた食通の方々もたくさんいます。

とある日、店を開くときに修業時代になじみにしていたお客さんが「今度行くから美味しい料理振る舞ってよ」と言われ、意気込んで東京の築地からいい食材を取り寄せて提供しました。
そうしたら「これなら東京でも食べられるな!この地方にしかない食材を使って食べた事のない料理を食べたかったな」と一言。
その言葉のおかげで自分のやりたいことがはっきりとしました。

江戸時代より三河は西三河、東三河というふうに区分けされていますが、食材の分布において三河の南の地区にはとてもいい伝統的な食材があります。

そして、それらを作る素晴らしい生産者さんたちがいます。
ただ、それらは一商品として市場に出回っているだけでそれらの良さを存分にいかした料理が存在しないことに気づきました。
そこで私はこれらの食材を用いた料理を「南三河料理」と銘打って振る舞えるお店がやりたい。
そしてもっともっと伝統食材や生産者さんたちが脚光を浴びれられる料理文化にしたいという思いから始まったお店です。

MICHELIN GUIDE

ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版に掲載されました。